iphoneからのブログ更新をマスター?昨日覚えました!小まめに芦検情報を更新したいと思います。
AUTHOR: 今田 遥
EMAIL: kenkouyasai@herb.ocn.ne.jp
IP: 118.22.107.5
DATE: 11/07/2009 00:05:13
拝 啓
突然の送信をお許し下さい。
是非、ご一読 賜りたくお願い申し上げます。
貴方様に関連しているハロウィンについて送信させていただきました。ハロウィンの月は過ぎましたが、宜しくお願い致します。
ハロウィンは魔女が関係するキリスト教の祭り(宗教行事)です。
キリスト教には「(キリスト教の)神の義によって、人を誅しても良い」との教義があり、多くの悲惨な戦争の原因になってまいりました。
また、魔女事件は「魔女は生かしておいてはならない」というキリスト教の教義から多くの罪のない方達が長い年月において苦しめられて来た悲惨な事件です。
可哀想な方々が何百万と居られます。
殺され方も火あぶりです。それも乾いた木でなく生の木で焼く陰湿なやり方です。
ハロウィンにはこの様な悲惨な可哀想な事情が多々あります。
貴方様の深いご理解を賜りたいと思います。
下記に魔女に関する一部の資料ですが「拷問を伴う魔女裁判」の記述の一部分を記させて戴きます。
敬 具
(資 料)
16世紀のなかばのトレドのキリスト教の異端審問で、エルヴィラという人妻に対して行われた「尋問」の経過を、忍耐強い書記が被告の悲鳴や絶叫にいたるまで、細大洩らさず書きとめた長文記録です。裁判には拷問が必ず行われました。以下その一部。
・・(エルヴィラの両腕を縛った綱がさらに締め付けられ、捻じられる。悲鳴。)
「裁判官さま。何を申し上げたらいいか、言ってください。私がどんなことをしたのか私にはわからないのです。綱をゆるめてください、本当のことを申しますから。何を言えとお望みなのか、私には分かりません。おっしゃってください。その通りに申します。」
(さらに綱が締められる。「真実を言え」と迫られる。「どう言ったらいいか教えてください。何でも申し上げますから」と彼女は繰り返す。)(「おまえは豚肉を食べただろう」と誘導される。)
「いいえ、食べた事はありません。豚肉を食べると私は気持ちが悪くなるのです。豚肉は好きじゃないんです。私は何も悪い事はしていないんです。どうぞ放して下さい。何でも申しますから。何を申し上げれば宜しいのですか。何を言ったらいいのか分からないんです。言って下さい。何でも申します。放して下さい。何でも申します。・・・言って下さい、言って下さい。」
(綱はゆるめられず、「カトリック教会にそむく事をしただろう」と尋ねられる。)
「放して下さい。・・・(うめき声)・・・ここからおろして下さい。何を言ったらいいか、言ってください。ああ・・・苦しい。お望み通りのことをみんな申し上げますから・・・。裁判官さま、もう腕が砕けます・・・。ゆるめてください・・・」
(「お前がした事を詳しく言え」と迫られる。)
「何を申し上げたらいいのか・・・。そうです、いたしました。なんでもいたしました。・・・ああ、ゆるめて下さい。申し上げねばならない事が、私には思い出せないんです。弱い女の身です。腕が砕けそうです。弱い女に、憐れみをお持ちではないのでしょうか。・・・」
(裁判官は、「本当の事を言えば憐れみを持つであろう」という。)
「裁判官さま、言って下さい。本当の事というのを教えて下さい・・・。(泣きむせぶ)・・・分からない・・・何を言ったらいいのか・・・。」
(同じ言葉の繰り返しと拷問が続いたのち、「おまえは土曜日に麻の着物を着替えただろう」と尋ねられる。)
「はい、着替えました。着替える時が来ていたからです。悪意があっての事ではありません。何をお考えになっているのでしょう。・・・」
(裸にして拷問台に寝かされる。四肢は四方に、綱で引っ張られる。口に水管が差し込まれ、水差しから水が注がれる。その合間合間に彼女は前と同じことを繰り返えす。ここで、拷問は一時「中断」。)
それから4日後、拷問は再開された。 岩波新書「魔女狩り」より
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